耳形の表裏は同じ?

薄い耳のように広がる子実体はゼラチン質で、くぼみや折れを作ります。外側には毛があり、内側の胞子を作る面とは表面の質感が違います。表裏を一つの滑らかな膜として描くと特徴が失われます。 [3]

褐色の濃さや全体の形には幅があり、培養・採集された標本にもさまざまな外見があります。色が少し違う個体を、そのたびに別種や別作品として増やすものではありません。 [3]

日本のアラゲキクラゲはなぜ学名が変わった?

2018年の日本菌学会会報は、従来A. polytrichaなどとされていた国内の標本・菌株を、分子系統と形態で検討しました。同研究の26サンプルはA. corneaに同定され、狭義のA. polytrichaやA. nigricansは見られませんでした。 [2]

これは世界中で使われたA. polytrichaという名前を、例外なくA. corneaの正式な同物異名に変えたという意味ではありません。過去の誤用と命名上の同物異名、個々の標本の再同定は分けて考える必要があります。 [2] [3]

キクラゲという呼び名だけでは足りない?

キクラゲ類にはA. heimuer、A. villosula、A. auricula-judaeなど、複数の種が含まれます。2018年の研究は国内の旧A. auricula-judae資料にも複数種を認めました。耳形という共通の外見だけで一種へまとめられません。 [2]

2021年の世界的な分類研究も、形態だけでなく複数のDNA領域を比較しています。本種と似たA. novozealandicaなども分けて扱われます。撮影地や標本の情報がない耳形の写真を、そのまま本種の資料へ使うことは避けます。 [3]

材と毛を手掛かりに読む

子実体は広葉樹の枯れた材に付き、外側の毛、内側の面、基部で材へつながる部分を持ちます。研究は毛や胞子などの顕微鏡形質も使っています。見える毛があることだけで、すべての標本を確定できるわけではありません。 [3]

このページでは日本のアラゲキクラゲと学名の対応を、調べられた標本群の範囲で説明しています。名称の見直しは、流通品や食用の個体を写真だけで安全に判別できるという保証ではありません。 [2] [1]

読み分けるポイント

Auricularia polytrichaは全部この種の旧名?

そうとは限りません。2018年の研究は日本で従来その名を使った標本群を再検討したものです。世界のすべての資料や狭義のA. polytrichaまで、一律にA. corneaへ置換した結果ではありません。 [2] [3]

作品:ドットで描く判断

以下は制作時の原文と作品である。参照名や造形判断は制作時の記録として保持し、上の図鑑の分類範囲と区別する。

アラゲキクラゲの主作品・64×64ピクセルアート
現行64×64主作品・既存モーション(生物の行動の同定資料ではない)

背景と記録

薄い耳のように広がる子実体はゼラチン質で、くぼみや折れを作ります。外側には毛があり、内側の胞子を作る面とは表面の質感が違います。表裏を一つの滑らかな膜として描くと特徴が失われます。

BASE STUDYは資料の形態を踏まえた新しい創作原画であり、採集標本の写真ではない。サイズ別作品では実物の識別点を残し、構図と色面を独立して設計している。

姿の解釈

褐色で薄い耳形の子実体。外側の細かな毛。くぼんだ滑らかな内面。

ピクセルデザイン

64×64では褐色で薄い耳形の子実体、外側の細かな毛、くぼんだ滑らかな内面を識別の軸にした。整数格子で輪郭を接続し、細い器官と背景の境目を少数色の明暗で整えている。

補助作品と造形研究

24×24は識別点を少ない輪郭で整理した研究。補助64×64は別姿勢から形態を読む独立作品。128・384・768は構図・輪郭・色面・余白をそれぞれ設計し、BASEや小さい作品の拡大・トレースではない。

アラゲキクラゲの24×24作品

PIXEL ART / 24×24

特徴を絞り込んだ24×24作品。

アラゲキクラゲの造形研究用BASE STUDY

BASE STUDY

ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。

褐色で薄い耳形の子実体、外側の細かな毛、くぼんだ滑らかな内面の立体と質感を検討した自然史イラスト。写真の複製や同定標本ではなく、資料の観察内容と創作的な表現を区別した完成原画である。

解像度別ネイティブ作品

特徴一覧

  • 褐色で薄い耳形の子実体
  • 外側の細かな毛
  • くぼんだ滑らかな内面

出典・参考資料

図鑑の参照資料・確認範囲

  1. GBIF:Auricularia corneaの分類レコード — GBIF確認日 2026-10-19/データベース記録
  2. 日本菌学会会報:白水ほか:関連菌類の種境界・生態研究 — 日本菌学会会報:白水ほか確認日 2026-10-19/要旨
  3. Auricularia世界分類原著:関連菌類の種境界・生態研究 — Auricularia世界分類原著確認日 2026-10-19/本文

出典は、本文・要旨・書誌情報・データベース・検索結果の抜粋を区別して示しています。引用の範囲を超えて種の性質を一般化しないでください。

このページでは、研究機関や公的資料で確認できる名称・分類・形態・分布の情報と、samesamebangbangによる造形の解釈を分けて書いています。特定の写真や図版を転載したり、そのまま模写したりはしていません。色や形には個体差があるため、ここに描いた姿を唯一の正解として示すものではありません。また、食べられるかどうかの判断や、採取・摂取のための資料でもありません。