橙色のゼリーは一枚の傘?
初めは丸い小塊や座布団のような姿で、やがて深くしわになり、脳状の凹凸を作ります。複数が押し合って扇形のように見える場合もあります。傘と一本の長い柄を持つ普通の傘菌とは違う構造です。 [2]
表面は黄橙色で粘りがあり、付着部では急に細くなって淡色になります。乾燥すると赤橙色から赤褐色の薄い膜へ変わります。湿った姿と乾いた姿を、別の生き物のように扱わないことが大切です。 [2]
どの木に付いているかが重要
樹皮のはがれた針葉樹材や、樹皮の裂け目から発生します。カリフォルニアの資料では雨の後の冬季に見られる菌と紹介されます。この季節はその地域の記録で、日本の全地域へ同じ月を当てはめるものではありません。 [2]
同じ黄橙色のゼリーに見えるTremella aurantiaは、広葉樹材上のStereum類に寄生する菌として比較されています。本種は針葉樹材に出る点が手掛かりで、宿主菌との関係をそのまま交換できません。 [2]
似たゼリーでも分類は違う?
DacrymycesとTremellaは、似たゼラチン質の姿を作っても異なる系統です。本種の担子器は音叉状で、成熟した胞子は複数の隔壁を持つなどの特徴があります。見た目の色だけでは得られない分類上の情報です。 [2] [1]
カリフォルニア大学アーバイン校の地域図鑑にも本種が掲載されています。地域の姿を示す資料と、学名や分類のデータベースを併せて、どの部分が観察記録でどの部分が分類情報かを区別しています。 [3] [1]
名前の重なりに気を付ける
Dacrymyces palmatusという旧名での資料もあります。California Fungiはこれを本種の同物異名として紹介しています。別綴りや旧名を別の作品として作り直すことはしません。 [2]
Witch’s Butterという英語名は別系統の菌にも使われます。このページのオレンジ・ジェリー・スポットは掲載呼称で、対象をDacrymyces chrysospermusに固定しています。一般名だけで参照画像を選ばないためです。 [2] [1]
読み分けるポイント
コガネニカワタケと同じ菌ですか?
別の分類群です。黄色や橙色のゼリー状の姿だけでは区別できず、本種は針葉樹材との関係や音叉状の担子器などが比較点になります。Tremella類の宿主菌との関係を本種へ移して説明していません。 [2] [1]
作品:ドットで描く判断
以下は制作時の原文と作品である。参照名や造形判断は制作時の記録として保持し、上の図鑑の分類範囲と区別する。
背景と記録
初めは丸い小塊や座布団のような姿で、やがて深くしわになり、脳状の凹凸を作ります。複数が押し合って扇形のように見える場合もあります。傘と一本の長い柄を持つ普通の傘菌とは違う構造です。
BASE STUDYは資料の形態を踏まえた新しい創作原画であり、採集標本の写真ではない。サイズ別作品では実物の識別点を残し、構図と色面を独立して設計している。
姿の解釈
黄橙色のゼリー状の塊。深い溝と丸い葉状の膨らみ。針葉樹材への淡い付着部。
ピクセルデザイン
64×64では黄橙色のゼリー状の塊、深い溝と丸い葉状の膨らみ、針葉樹材への淡い付着部を識別の軸にした。整数格子で輪郭を接続し、細い器官と背景の境目を少数色の明暗で整えている。
補助作品と造形研究
24×24は識別点を少ない輪郭で整理した研究。補助64×64は別姿勢から形態を読む独立作品。128・384・768は構図・輪郭・色面・余白をそれぞれ設計し、BASEや小さい作品の拡大・トレースではない。
PIXEL ART / 24×24
特徴を絞り込んだ24×24作品。
BASE STUDY
ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。
黄橙色のゼリー状の塊、深い溝と丸い葉状の膨らみ、針葉樹材への淡い付着部の立体と質感を検討した自然史イラスト。写真の複製や同定標本ではなく、資料の観察内容と創作的な表現を区別した完成原画である。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
少数の構造と大きな交差色面で黄橙色のゼリー状の塊を組み直した独立128作品。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
深い溝と丸い葉状の膨らみを見せる器官の配置、傾き、重なりを別設計した独立384作品。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
針葉樹材への淡い付着部と全身の関係を別構図へ再配置し、細い構造線と大きい抽象色面を対置した独立768作品。抽象色は実物の色ではない。
特徴一覧
- 黄橙色のゼリー状の塊
- 深い溝と丸い葉状の膨らみ
- 針葉樹材への淡い付着部
出典・参考資料
図鑑の参照資料・確認範囲
- GBIF:Dacrymyces chrysospermusの分類レコード — GBIF
- California Fungi:Wood・Stevens:Dacrymyces chrysospermusに関する資料 — California Fungi:Wood・Stevens
- カリフォルニア大学アーバイン校:Dacrymyces chrysospermusに関する資料 — カリフォルニア大学アーバイン校
出典は、本文・要旨・書誌情報・データベース・検索結果の抜粋を区別して示しています。引用の範囲を超えて種の性質を一般化しないでください。
- GBIF:Dacrymyces chrysospermusの分類レコード GBIF ↗
- California Fungi:Wood・Stevens:Dacrymyces chrysospermusに関する資料 California Fungi:Wood・Stevens ↗
- カリフォルニア大学アーバイン校:Dacrymyces chrysospermusに関する資料 カリフォルニア大学アーバイン校 ↗
このページでは、研究機関や公的資料で確認できる名称・分類・形態・分布の情報と、samesamebangbangによる造形の解釈を分けて書いています。特定の写真や図版を転載したり、そのまま模写したりはしていません。色や形には個体差があるため、ここに描いた姿を唯一の正解として示すものではありません。また、食べられるかどうかの判断や、採取・摂取のための資料でもありません。