トムソナイトとは
トムソナイトという呼び名には、現在のThomsonite-CaとThomsonite-Srが関わる。HOMはCa種に柱状、針状、板状や放射状の球状集合などを記載し、白や桃色を含む色の幅も示す。本作は接尾辞を指定せず、そのうち丸くまとまる放射状集合の形を選ぶ。短い板が中心から外へ広がる低い塊をいくつかつなぎ、一部だけを欠いて内部を見せる。研磨した球や飾り石の模様ではなく、粗い結晶面と根元の不規則さを残した鉱物の姿とする。 [1] [3] [4]
短い板の放射と粗い断面
代表例となるThomsonite-Caは斜方晶系で、放射状の球状集合や柱状集合、なめらかな球状・ぶどう状など多様な外形をとる。色が同心状に変わる例もある。一方、Thomsonite-Srの記載は小さな柱状結晶やCa種の結晶内の帯を扱っており、二種にすべて同じ外観を当てはめない。作品はCa種に知られる形を参考に、短い結晶の放射を丸い輪郭の内側に収める。一本ずつが長く突き出るナトロライトの扇とは異なる密な面をつくる。 [1] [3]
どのような場所に産するか
Thomsonite-Caは玄武岩などの苦鉄質火成岩の気泡跡や割れ目に広く産し、HOMにはスコットランドのオールド・キルパトリックなどの例がある。ミシガン工科大学のシーマン鉱物博物館は、玄武岩の杏仁状空隙を埋める例や、ナトロライトなどとの混同も解説している。Sr種にはロシア・ヒビヌイ山塊のペグマタイト内を切る熱水細脈という異なる記載がある。総称の産地を一種類の環境に固定せず、本文ではどの種の記録かを分けて示す。 [1] [2] [3]
名称の範囲と見分ける視点
作品名は接尾辞のないThomsoniteのままとし、分析済みの一種へ読み替えない。式の例はCa種がNaCa₂(Al₅Si₅)O₂₀·6H₂O、Sr種がNaSr₂(Al₅Si₅)O₂₀·6–7H₂Oで、総称全体を一つの固定式にしない。両種とも斜方晶系だが、色や丸い形だけでは区別できない。図ではCa種に知られる放射状の丸い集合を選び、緑や桃色の研磨石をそのまま純粋なトムソナイトとみなすような表現は避ける。 [1] [2] [3] [4]
読み分けるポイント
トムソナイトには一つの式がある?
現在はCa種とSr種があり、それぞれ式が異なる。接尾辞のない作品名のままでは一種を断定できないため、式は二種の例を分けて示す。 [1] [3] [4]
丸い模様の石ならトムソナイト?
外観だけでは決められない。シーマン鉱物博物館は、トムソナイトとされた試料にナトロライトや別鉱物が含まれた確認例を記し、分析の大切さを示している。 [2]
作品:ドットで描く判断
以下は制作時の原文と作品である。参照名や造形判断は制作時の記録として保持し、上の図鑑の分類範囲と区別する。

背景と記録
トムソナイトという呼び名には、現在のThomsonite-CaとThomsonite-Srが関わる。HOMはCa種に柱状、針状、板状や放射状の球状集合などを記載し、白や桃色を含む色の幅も示す。本作は接尾辞を指定せず、そのうち丸くまとまる放射状集合の形を選ぶ。短い板が中心から外へ広がる低い塊をいくつかつなぎ、一部だけを欠いて内部を見せる。研磨した球や飾り石の模様ではなく、粗い結晶面と根元の不規則さを残した鉱物の姿とする。
Thomsonite-Caは玄武岩などの苦鉄質火成岩の気泡跡や割れ目に広く産し、HOMにはスコットランドのオールド・キルパトリックなどの例がある。ミシガン工科大学のシーマン鉱物博物館は、玄武岩の杏仁状空隙を埋める例や、ナトロライトなどとの混同も解説している。Sr種にはロシア・ヒビヌイ山塊のペグマタイト内を切る熱水細脈という異なる記載がある。総称の産地を一種類の環境に固定せず、本文ではどの種の記録かを分けて示す。
姿の解釈
代表例となるThomsonite-Caは斜方晶系で、放射状の球状集合や柱状集合、なめらかな球状・ぶどう状など多様な外形をとる。色が同心状に変わる例もある。一方、Thomsonite-Srの記載は小さな柱状結晶やCa種の結晶内の帯を扱っており、二種にすべて同じ外観を当てはめない。作品はCa種に知られる形を参考に、短い結晶の放射を丸い輪郭の内側に収める。一本ずつが長く突き出るナトロライトの扇とは異なる密な面をつくる。
ピクセルデザイン
24×24では白から淡桃色の小さな塊をつなぎ、一部の欠けに放射状の結晶を見せる。3〜6色と透過背景を使い、結晶習性を輪郭と面の明暗へ整理している。
補助作品と造形研究
64×64補助作品では結晶の面と集合構造を別の配置で描いた。BASE横には24×24を置き、128・384・768は各サイズの整数グリッドに独立して構図を設計している。単純拡大や画像のモザイク化は行っていない。
PIXEL ART / 24×24
特徴を絞り込んだ24×24作品。
BASE STUDY
結晶の比率・立体・質感を検討したBASE原画。
自然標本の結晶習性を手がかりに、立体と質感を検討した創作原画。実物の標本写真や特定の参照画像の複製ではない。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
四つの丸い塊を密につなぎ、手前の一つだけを欠いて短い放射線を見せる。外側は小さな板の面に分け、磨いた球とは異なる粗さを残す。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
大小四つの塊を低く横へ連ね、左手前の断面に放射状の板を描く。丸い外面には短い筋を並べ、縁の不規則な付着面までつなぐ。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
五つの塊を段差のある群れにし、右手前の欠けた面に密な放射線を置く。白と淡桃色の層を控えめに変え、表面の短い板と狭い隙間を描く。
特徴一覧
- Ca種の例:短柱・針・板状、放射状球状集合、ぶどう状・塊状など。
- 珪酸塩鉱物・沸石類(トムソナイトの総称)
- 斜方晶系(Ca種・Sr種)。化学式 種の例:Ca種 NaCa₂(Al₅Si₅)O₂₀·6H₂O/Sr種 NaSr₂(Al₅Si₅)O₂₀·6–7H₂O
出典・参考資料
図鑑の参照資料・確認範囲
- Handbook of Mineralogy — Thomsonite-Ca — Mineralogical Society of America / Mineral Data Publishing
- A. E. Seaman Mineral Museum / Michigan Technological University — 参照記録 — A. E. Seaman Mineral Museum / Michigan Technological University
- Handbook of Mineralogy — Thomsonite-Sr — Mineralogical Society of America / Mineral Data Publishing
- International Mineralogical Association / CNMNC (September 2026) — 参照記録 — International Mineralogical Association / CNMNC (September 2026)
出典は、本文・要旨・書誌情報・データベース・検索結果の抜粋を区別して示しています。引用の範囲を超えて種の性質を一般化しないでください。
- Handbook of Mineralogy — Thomsonite-Ca Mineralogical Society of America / Mineral Data Publishing ↗
- A. E. Seaman Mineral Museum / Michigan Technological University — 参照記録 A. E. Seaman Mineral Museum / Michigan Technological University ↗
- Handbook of Mineralogy — Thomsonite-Sr Mineralogical Society of America / Mineral Data Publishing ↗
- International Mineralogical Association / CNMNC (September 2026) — 参照記録 International Mineralogical Association / CNMNC (September 2026) ↗
資料に記録された組成・結晶系・結晶習性と、作品で選んだ形を分けて掲載しています。BASE STUDYとドット作品は創作表現であり、実在標本の写真や鉱物の鑑定資料ではありません。研磨品や装飾台座を模写せず、自然の結晶の形を手がかりに制作しています。