小さなへらと、鱗片のある柄

子実体は細い柄の上に、少し幅広く扁平な頭部が続く。2014年の再記載では、頭部はへら形、披針形、先が切れたような形などの変異を持ち、豆緑色、黄緑色、オリーブ緑色と記述された。球状の傘が開くキノコではなく、縦方向へ伸びた薄い面として捉えると形が分かりやすい。 [1]

頭部の表面は平滑だが、柄は暗緑色の小さな鱗片を備える。頭部と柄の違いは、色だけでなく表面の質感にも表れる。北米の採集記録を伴う解説では、扁平化した頭部に縦のくぼみが生じる姿も記載されている。短い緑色の棒を均一に塗るだけでは、この部位の違いが消えてしまう。 [1] [2]

ひだのない子嚢菌

Microglossumは子嚢菌の仲間で、柄付きの舌形部分が胞子を作る子実体である。傘とひだを持つ担子菌とは、胞子を作る細胞の仕組みも異なる。上部の平滑な面を大きく見せるのは、単に装飾を省略した姿ではなく、この菌に合った形態表現だ。 [1] [3]

現行のGBIF分類ではLeotiaceaeに置かれる。古い図鑑で「テングノメシガイ類」と一緒に扱われていても、すべての黒い舌状菌と同じ分類ではない。形が似ることと、系統的に同じ群であることは分けて考える必要があり、色鮮やかなMicroglossumはその違いに目を向ける入口になる。 [3] [2]

湿った林床をよく見る

2014年の研究は、日陰で湿った森林、古い林道、水の湧く場所や小流の岸辺、林に接する湿った草地などから材料を調べている。ゼニゴケの仲間Pelliaに交じる記録もあり、対象となる菌はコケや落ち葉と同じ低い視線の高さに現れる。生えている環境まで含めて観察すると、目立たない小ささにも意味が生まれる。 [1]

原著で選ばれたエピタイプはチェコの小流沿いから採集されたもので、DNA配列と標本番号SAV10249が対応付けられている。作品のBASEでは、その原著の写真に見られる黄緑〜オリーブ色と緑の柄を参照した。資料の同定が曖昧な青緑色の写真を、同じ名前だからと混ぜてはいない。 [1]

緑色だけでは似た種を分けられない

2014年の研究は、それまでM. virideとされてきた材料に別の種が含まれることを示し、M. griseovirideを記載した。後者は灰緑色寄りで、研究中の材料では微細な胞子や子嚢の形態、生育場所も異なった。色名だけを一語比較するより、標本と複数の形質を結び付けて考える必要がある。 [1]

また、似た緑色でも柄が平滑な仲間がいる。柄の鱗片は大切な観察点だが、それ一つであらゆる近似種が区別できるわけではない。本ページは再定義された学名の説明であり、古い広域分布図や写真のすべてを新しい種の記録へ読み替えるものではない。掲載画像は野外での採食判断を目的としていない。 [2] [1]

読み分けるポイント

傘の下にひだはある?

ない。Microglossum virideは、平滑な舌状部と柄からなる子嚢菌だ。ひだや管孔を付けると別の形態になる。柄の小さな鱗片と、上部の平滑な面を分けて見ると特徴が読み取りやすい。 [1]

作品:ドットで描く判断

以下は制作時の原文と作品である。参照名や造形判断は制作時の記録として保持し、上の図鑑の分類範囲と区別する。

グリーン・アースタングの主作品・64×64ピクセルアート
現行64×64主作品・既存モーション(生物の行動の同定資料ではない)

背景と記録

子実体は細い柄の上に、少し幅広く扁平な頭部が続く。2014年の再記載では、頭部はへら形、披針形、先が切れたような形などの変異を持ち、豆緑色、黄緑色、オリーブ緑色と記述された。球状の傘が開くキノコではなく、縦方向へ伸びた薄い面として捉えると形が分かりやすい。

BASE STUDYは資料の形態を踏まえた新しい創作原画であり、採集標本の写真ではない。サイズ別作品では実物の識別点を残し、構図と色面を独立して設計している。

姿の解釈

黄色味を帯びた緑からオリーブ色。頭部はやや扁平な舌形・へら形。細い柄に暗緑色の鱗片がある。傘の下面やひだを持たない。湿った林や小流の縁に記録。灰緑色のM. griseovirideとは区別される。

ピクセルデザイン

64×64では緑色の舌形頭部と縦溝を識別の軸にした。整数格子で輪郭を接続し、細い器官と背景の境目を少数色の明暗で整えている。

補助作品と造形研究

24×24は識別点を少ない輪郭で整理した研究。補助64×64は別姿勢から形態を読む独立作品。128・384・768は構図・輪郭・色面・余白をそれぞれ設計し、BASEや小さい作品の拡大・トレースではない。

グリーン・アースタングの24×24作品

PIXEL ART / 24×24

特徴を絞り込んだ24×24作品。

グリーン・アースタングの造形研究用BASE STUDY

BASE STUDY

ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。

緑色の舌形頭部と縦溝の立体と質感を検討した自然史イラスト。写真の複製や同定標本ではなく、資料の観察内容と創作的な表現を区別した完成原画である。

解像度別ネイティブ作品

特徴一覧

  • 緑色の舌形の頭部
  • 頭部の縦方向の溝
  • 緑色の柄にある細かな鱗片
  • キノコの一覧
  • ドラムスティック・トリュフクラブ — 傘・ひだ・管孔・子実体の形と、木や土との関わりを見比べる。形が似ることと同じ分類であることを分けて読む。
  • ノボリリュウタケ — 傘・ひだ・管孔・子実体の形と、木や土との関わりを見比べる。形が似ることと同じ分類であることを分けて読む。
  • カエンタケ — 傘・ひだ・管孔・子実体の形と、木や土との関わりを見比べる。形が似ることと同じ分類であることを分けて読む。

出典・参考資料

図鑑の参照資料・確認範囲

  1. Kučera, V., Lizoň, P., Tomšovský, M., Kučera, J., & Gaisler, J. (2014). Re-evaluation of the morphological variability of Microglossum viride and M. griseoviride sp. nov. Mycologia106,282–290. — Slovak Academy of Sciences / author-hosted original paper確認日 2026-10-17/本文
  2. Kuo, M. (2014, November). Microglossum viride. — MushroomExpert / author field collection Herb.Kuo06221301確認日 2026-10-17/本文
  3. GBIF Backbone Taxonomy: Microglossum viride. — GBIF確認日 2026-10-17/データベース記録

出典は、本文・要旨・書誌情報・データベース・検索結果の抜粋を区別して示しています。引用の範囲を超えて種の性質を一般化しないでください。

このページでは、研究機関や公的資料で確認できる名称・分類・形態・分布の情報と、samesamebangbangによる造形の解釈を分けて書いています。特定の写真や図版を転載したり、そのまま模写したりはしていません。色や形には個体差があるため、ここに描いた姿を唯一の正解として示すものではありません。また、食べられるかどうかの判断や、採取・摂取のための資料でもありません。