外は黒い塊、内は同心円

木に付いた丸い黒い塊を切断すると、内部に明暗の層が交互に現れます。Kewの紹介でも、この同心層が見どころとして取り上げられています。作品は外面と断面を並べ、外側に年輪が描かれているようには見せず、内部構造と表面の違いを示しました。 [2]

木の年輪と、菌の内部の層は別

同心円に見えても、それは支持している木の断面ではありません。菌の子座内部にある層です。材の木目と菌の断面を離して描くと、どちらの構造なのかが分かりやすくなります。狭義種の形態を扱う分類研究にも、この内部の帯状構造が記載されています。 [3]

古い「世界分布」をそのまま採用しない

Daldiniaの分類研究は、従来この名前で呼ばれたものに複数の種が含まれることを整理しています。狭義のD. concentricaについては、主に欧州の範囲とFraxinusとの関係が示されています。昔のアジアなどの記録を、すべて現在の同種として分布欄に加えてはいません。 [3]

呼び名の物語と、現在の分類

King Alfred’s Cakesは、黒い塊を焦げた菓子に見立てた呼称として紹介されています。ただし名前の物語は、種の分類を決める根拠とは別です。現在参照したDBのHypoxylaceaeという扱いに揃え、古い論文の科名をそのまま混在させずに掲載しています。 [2] [1]

読み分けるポイント

同心層があれば全部D. concentrica?

同心層はDaldiniaの仲間を考える手掛かりですが、それだけで狭義の一種には決まりません。分類研究では宿主や化学的・顕微鏡的な特徴なども組み合わせています。 [3]

作品:ドットで描く判断

以下は制作時の原文と作品である。参照名や造形判断は制作時の記録として保持し、上の図鑑の分類範囲と区別する。

キング・アルフレッズ・ケーキの主作品・64×64ピクセルアート
現行64×64主作品・既存モーション(生物の行動の同定資料ではない)

背景と記録

木に付いた丸い黒い塊を切断すると、内部に明暗の層が交互に現れます。Kewの紹介でも、この同心層が見どころとして取り上げられています。作品は外面と断面を並べ、外側に年輪が描かれているようには見せず、内部構造と表面の違いを示しました。

BASE STUDYは資料の形態を踏まえた新しい創作原画であり、採集標本の写真ではない。サイズ別作品では実物の識別点を残し、構図と色面を独立して設計している。

姿の解釈

黒く丸い子座。内側に交互に重なる同心層。材に付いた半球状の塊。

ピクセルデザイン

64×64では木へ直接付く黒い半球形の子座、断面に交互に並ぶ同心円の層、若い褐色と成熟した黒い外面を識別の軸にした。整数格子で輪郭を接続し、細い器官と背景の境目を少数色の明暗で整えている。

補助作品と造形研究

24×24は識別点を少ない輪郭で整理した研究。補助64×64は別姿勢から形態を読む独立作品。128・384・768は構図・輪郭・色面・余白をそれぞれ設計し、BASEや小さい作品の拡大・トレースではない。

キング・アルフレッズ・ケーキの24×24作品

PIXEL ART / 24×24

特徴を絞り込んだ24×24作品。

キング・アルフレッズ・ケーキの造形研究用BASE STUDY

BASE STUDY

ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。

木へ直接付く黒い半球形の子座、断面に交互に並ぶ同心円の層、若い褐色と成熟した黒い外面の立体と質感を検討した自然史イラスト。写真の複製や同定標本ではなく、資料の観察内容と創作的な表現を区別した完成原画である。

解像度別ネイティブ作品

特徴一覧

  • 木へ直接付く黒い半球形の子座
  • 断面に交互に並ぶ同心円の層
  • 若い褐色と成熟した黒い外面

出典・参考資料

図鑑の参照資料・確認範囲

  1. Daldinia concentrica:分類・名称照合 — GBIF Backbone Taxonomy確認日 2026-10-22/データベース記録
  2. King Alfred’s cakes — Royal Botanic Gardens, Kew確認日 2026-10-22/本文
  3. A polyphasic taxonomy of Daldinia — Studies in Mycology確認日 2026-10-22/本文

出典は、本文・要旨・書誌情報・データベース・検索結果の抜粋を区別して示しています。引用の範囲を超えて種の性質を一般化しないでください。

このページでは、研究機関や公的資料で確認できる名称・分類・形態・分布の情報と、samesamebangbangによる造形の解釈を分けて書いています。特定の写真や図版を転載したり、そのまま模写したりはしていません。色や形には個体差があるため、ここに描いた姿を唯一の正解として示すものではありません。また、食べられるかどうかの判断や、採取・摂取のための資料でもありません。